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Neque porro quisquam est qui dolorem ipsum quia dolor sit amet, consectetur, adipisci velit 同様に、悲しみそのものを、それが悲しみであるという理由で愛する者や、それゆえ得ようとする者は、どこにもいない。
今朝は雨音で目が覚めました
どうやら一日中雨が降るらしい、「休日の雨」って、いつもならちょっと気が滅入るのだけど
でもこの3連休、夫は仕事、自営なので仕事があれば休日返上で働く
この週末に仕事だと聞いた時、「体、大丈夫?、疲れてない?」と口では体調を気遣いながら
「よーし、これでノビノビ過ごせるぞ!」と・・・私、そうゆーオンナです キャッ、恐ろしや!
やらなくてはいけないことが山積み、でもちょっとエネルギーも充電したい
そう思って図書館から数冊本を借りてきました
冲方丁さんの「もらい泣き」のなかの「化粧をする人」、このお話にジーンとしたのです
ある作家さんご夫婦、夫唱婦随で仲が良く、奥様はいつも24時間綺麗にお化粧をしている人だった
ところが奥様が50代でアルツハイマーを発症、奥様が自分で化粧を施せなくなっても困らないよう
作家のご主人が自分の顔で化粧の練習、そして奥様に化粧をし、優しく話しかけ続けたそうです
七年後、奥様が亡くなられ、棺に入れる際、ご主人が最後の化粧を施して
そして「おやすみ」とささやいたと・・・ご主人の深い愛に感動しました
読み終えて、暫く自分たち夫婦の日常を思い浮かべていました
夫唱婦随のカケラもなく、言いたい放題、し放題の私
先日も夫が「ゆまるが好きだと思って」と言って、大福を二つテーブルに置いたのです
私は「やだぁー、またこんなの持ってきて・・また太っちゃうじゃん」と言いながら平らげたの
夫は時々「いつも、ありがとうね」と、私には思い当たる節はないのだが言ったりするんです
私はシャーシャーと「その気持ち、忘れちゃぁダメよ」と言い返す(プッ、何様なのよ、私って!)
お人よしで優しくて・・こんな私でも大切にしてくれる夫、でもいつか愛想を尽かすかもしれない
棺を閉じた瞬間、ホッとした顔したりして?
この作家の奥様のように尽くしてもいないくせに、私が先に逝った時は嘆き悲しんでもらいたい
あと何年、何十年こうして夫婦でいられるのだろう…
もし私が先に逝くような事があったら、厚かましいけど夫に「今までありがとう」と言ってもらいたい
だから私も少し改心しようと思う、うん、ほんとうだよ、今はそう思っている
でもきっと私のことだから、こんな謙虚な気持ちはすぐに忘れちゃうんだろうなぁ・・・
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